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壱岐焼酎 重家酒造

小さな島のブランド”壱岐焼酎”

焼酎は麹が命。長崎県の壱岐という島で焼酎の蔵元重家酒造さんを訪ねました。壱岐は海の幸、穀物や野菜が育つ山の幸にも恵まれた地域。その風土と外来の文化の入り口だったことで、昔から焼酎が作られてきました。”壱岐焼酎”は米と麦を原料に使用しているのが特徴。重家酒造さんでは機械での麹作りが当たり前になった中、”手作業による米麹”と機械の両方を取り入れて、旨味のバランスを良くしています。手で作る麹は機械とは違い様々な菌が作用して複雑な旨味を出すため、絶妙な味になるそうです。均一された味では出ない味があるといいます。また、1つのブランドをもらうには地域にある程度の蔵元が必要です。昔30軒あまりもあった酒造も今では7軒、この蔵元を守って行く為にも本州や外国にもっと”壱岐焼酎”を広めたいとおっしゃっていました。

焼酎は水割り、炭酸割り、お湯割り、ロックと多彩な飲み方が楽しめます。古酒や蒸留方法の違いで1つの蔵でも種類を扱っているので、味によって飲麹み方を変えてみるのも面白いです。ぜひ”壱岐焼酎”を味わいましょう。※焼酎は麹作り→もろみの2度熟成発酵→蒸留という流れでできます。壱岐は麦や米の栽培ができ、さらに地下水が汲めることから、焼酎作りが盛んだったそうです。